3人のお子さんたちがバタバタと学校へ行ったあとは、家で一人、ゆっくり過ごすのが好きだという道中さん。
「本を読んだり、お菓子を作ったり、犬の"アラレ"にちょっかいを出したり、コーヒーとバークチョコレートの組み合わせでお茶したり。家が好きなんですよね。15時くらいに次男が帰るまでは静かです。次男は帰ってきてすぐ、”なんかないのー?”ですから(笑)。子どもたちのためにチョコレートはいつも常備しています。」
「子どもたち用にはカラフルショコラ。長女は抹茶、長男はゆずとほうじ茶、とそれぞれ好みの味があるようす。
そんな道中さんは、お弁当作りも上手。というのも、来年中学3年生になる長女が幼稚園にあがった年から約10年、道中さんは3人の子どもたちのためにお弁当を作り続けてきた。幼稚園時代は週5日。姉弟が重なる年には2つ。
「最初はうまくできなかったけど、長年続けていると”小さい中にも見栄えよく”作れるようになるんですよね。子どもたちはノーコメントでしたけど。(笑)」
そんな10年にわたるお弁当生活も、今年の2月にようやくひと段落した。
「長男の”塾弁”が無事に終わって。塾がある日にはお弁当をつくり、夕方持たせていたんです。糖分補給も兼ねて、いつもチョコレートを添えていました。受験当日は10個も入れて(笑)。」
受験の日、いつも通りお弁当をつくった道中さんは、チョコレートに、あるメッセージを込めたのだそう。
「塾の先生たちから激励のメッセージを沢山もらったのですが、息子のことだから、たぶん全部には目を通していないかなと思って(笑)。だから、その中から息子に響きそうな言葉を選んでチョコレートの包み紙に書いて渡したんです。帰ってきたときには、ぐちゃぐちゃになっていましたけどね。捨てずに帰ってきただけで、良しとします(笑)。」
「あ、でも、中学校へあがったらお弁当生活が再開するんですよ……(笑)。」と道中さんがポツリ。3月は束の間の休息。道中さんのお弁当生活は、まだまだつづく。
Profile
道中志保さん。長女中2、長男小6、次男小2の3人のお子さんを育てるお母さん。趣味のおかし作りは、プロ級の腕前!
Instagram:@___.fujimu